占い師は何をみて判断しているのか
手相やタロット、ホロスコープなど巷にはいろいろな占いの種類があり、私にそういう能力があるわけではないので何を根拠に運勢を判断しているのかは正直なところわからない。
しかし彼らの言い分として占いの根拠は大きく2パターンにわけることができる。
それは「能力保持者」と「統計学派」の2パターンです。
・能力保持者
これは占い師が何らかの能力を持っていて、未来が見えたり感じたシグナルを相談者に伝えられるパターンです。
霊感があってスピリチュアルな領域のことを語ります。
統計学派
一方で「占いは統計学の一種」という主張をする方もいます。こちらは最近増えてきたと感じています。「自分にはスピリチュアルな能力はないけど、占いは中国などで古くから学問として研究されてきた。」というのが彼らの根拠。
なんとなく正しいように思いますが、あえて相談者と同じ立場になることで信頼をさせ「占い依存」にさせるテクニックにも利用されるので、これはこれで注意は必要です。
またそもそも「占い」が本当に哲学やとか数学、心理学と同じレベルで研究されてきたのかは不明です。
ここでは「真偽のほどはわからない。」としておきます。
(良い意味で)占いで人生が変わった人と、その占い師の特徴
占い自体の真偽は別として、占いで人生が変わったと感じる人がかなりの数いるのは事実です。
特に女性に多い気がする。
傾向として、そういう人を占っている占いさんは「当たる」というよりも、人を動かす能力がある占い師さんであること。
相談者に行動や実践を促す占い師です。具体的にいうとこんな感じで問いかけます。
- 「こんな風にやってみて、神社にお参りに行ってこう祈ってください。」
- 「親に電話をかけて感謝の言葉を行ってみてください。」
- 「こうしたら結婚相手が見つかるよ。仕事も見つかるよ。」
- 「こんな経験があるはず。」
- 「もうすぐ待ち人が来る。来ない。」などなど
この占い師の言葉によって脳内に何が起きているのだろうか?
まず起きる変化として真っ先に挙げられるのが、よく当たるという占い師に良い事を言われたらルンルンになるはずだ。
気分が上がる。そして占いがきっかけで普段注意していないことに気を付けて行動をするようになる。
ここにポイントがある気がする。
占いで人生を変える人は、ある意味で素直に人生を変えるくらい行動を起こしてしまい、当然の結果として人生が変わるのだ。
ある女性が占い師に頼った結果
ある女性についてのエピソード
知り合いの女性が結婚後、旦那の以前の女性問題が発覚し相当落ち込んでいた。一度問題が発覚して別れたと言われたが、なんとその女性とは縁が切れていなく、結婚した事も言ってないそうで、その女性が自宅にまで乗り込んで来たそうだ。
ノイローゼになり、よく当たる占い師に相談に行ったそうだ。
そうしたら、占い師に「もうすぐ先生と呼ばれている人からアプローチがある。」「宝くじを買うと良い。」と言われ彼女は、もうルンルンして宝くじをしこたま買いその先生の登場を待ち続けた。
時は冬。春先には叶うと言われたようでー。しかし、いつまでたってもその時は来ず、宝くじも当たらず!
時が経ち、現在はその女性問題も落ち着き、家庭は幸せに戻っている。
ここで大切なのは脳が錯覚し「ルンルン」した気持ちで過ごせたこと。セルフイメージが変わり脳が豊かになり「ルンルン」して過ごせたこと。
これは広義の意味で占いの効果ではないか?
あなたの未来は明るいよと言われたらおそらくみんな「ルンルン」になるはず。大切なのはそのワクワクを持ち続けて生きること。
そうしたら良い事がたくさん起きる。こちらは科学で証明できる。じつは気分をのせるのが占いのカラクリの一つかもしれない。機嫌よく生きるとその人の波動も変わる。周囲への影響も起きてくる。
女性が占いが好きな理由
占い人口の男女比は女性が7割といわれている。適度な行動で人生を変えられる点や、女性は男性と比べた時に、人と話す機会や相談する機会が多いので、占いのようなアドバイスに触れる機会も多い。相談して解決していく方が多いのだ。女性が占いが好きな理由もこのあたりにありそうだ。