50代になってもやめられない共依存
50代になっても共依存の方からご相談がありました。実家の子ども部屋で暮らす50歳女性Mさん(仮)。容姿はまあまあなのに結婚とご縁がないとのことでした。話を伺うとどうやら親子共依存関係にあるようでした。
共依存とは
「共依存」関係とは相手に必要とされることに存在価値を見いだしともに依存を維持している周囲の人間関係の在り様です。親子関係に起きている場合は「親子共依存」いいます。親の問題もありますが、子どもの方からも依存しているのが特徴です。
彼女の状況
2時間くらいのカウンセリング中の話を箇条書きにしますと、こんな感じになります。
- 家賃は払わない
- もらったお給料は全て自分のファッションや自己啓発セミナーに消える
- 様々なことを学び知識は豊富にある
婚活や仕事などの理論は完璧です。ただし一言でいうと「わがまま」そうな印象です。自己啓発セミナーに通うくらい勉強熱心ですが知識マウント体質でもあります。料理が出来ないという一面も。
高望みして5年以上も婚活しているけど、結局は普通の殿方がいないとのことです。
話を伺いながら「もしお見合い相手だとしたらどう接したら良いだろうか」と考えてしまいました。
めずらしいケース
親子共依存の方はお母さまがいわゆる毒親として小さなころから子どもを監視するようなケースが多いのですが、Mさんの場合はなんとお父様と大の仲良しで、お父様が子を可愛がり過ぎているようでした。
毒親のお母さまとの共依存の場合は、自己肯定感が低く母親に束縛され監視され顔色をうかがいながら生活する方が多いですが、Mさんは自己肯定感は 高めでした。
理想の男性像とお父様の存在が重なって、比較してしまうタイプですね。
親も子も共に離れ依存関係を断ち切らないとね。
親子共依存の方への婚活成功アドバイス
もし結婚したいのならば、まずは何より早い時期に独立すること。
これしかありません。
物理的に離れるために一刻も早く実家を出ましょう。
家賃を払ってはじめてわかる親のありがたみを感じることができます。仕事が終わって家に帰って来た時の真っ暗な部屋の寂しさといったら表現しようがないです笑
家族を持つことの優先順位を考えるきっかけになるでしょう
アドバイスした結果
Mさんに、ひととおり状況を伺ったあとにいろいろとアドバイスしました。ただ残念ながら聞き入れてくれるようすがありません。
50年も生きていますからね、知識が邪魔しているのかプライドが高いのか素直に受け入れる準備が出来ていないようすです。
「何年婚活していても絶対にご縁に結ばれないよ!」とストレートに言ってしまいました。
それでもなかなか響いていないようすです。こうなると短時間での解決は難しいです。
時間もかかります。こうなる前に是非ご相談ください。
婚活が上手くいかない方には残念ながら理由があります。
下記の項目を意識しましょう。上手くいかないかたは一度ご相談ください。
- 素直になる
- 言葉を変える
- 自分を磨く
- 波動を上げる
- 自己肯定感を上げる